小さな小人の村
万人受けする漫画なんかない。でも少しでも良い漫画が多くの人の目に触れてほしいと思って発信する感想ブログ
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ゼクレアトル~神マンガ戦記~ 茶番なんかじゃないんだ!
今年の4月に週刊少年サンデーなどを出版している小学館が新しい取り組みを始めました

それが「裏サンデー」
一般的なサンデーと違って紙媒体ではなく、インターネットによる雑誌。しかも平日は毎日別の作品が更新され、作者は既存の漫画家とかではなく、Web漫画で人気な人たちを導入してる辺りが「クラブサンデー」と違うところでしょうか

ちなみに・・・
月曜日は「ヒーローハーツ」「世界鬼」
火曜日は「ヒト喰イ」
水曜日は「ゼクレアトル~神マンガ戦記~」「オエカキスト!」
木曜日は「ケンガンアシュラ」
金曜日は「モブサイコ100」
という連載になってます

中には現在連載されてる作品より面白いんじゃないのか、と思う作品もあったりするのでそんな作品が無料で読めるとかすごい時代になったなぁと感じてしまいます・・・
ちなみにHPはコチラ→裏サンデー



今回はそんな裏サンデーに連載れてる作品の中でも一気に面白さが増した「ゼクレアトル~神マンガ戦記~」について感想書いてみようと思いまーす


そんでお前は・・・
このマンガの主人公な。




そう、上のセリフからも分かる通り、この漫画が他と違うところは主人公・カンタが「自分はマンガの主人公だ」と自覚していることです
カンタ自身は昔はヒーローになることを憧れていたものの、中学になったあたりから自分は平凡的なんだと悟るようになり、平凡な人生を送ります


それがある日、ゼクレアトル(通称ゼクさん)によって「マンガの主人公である」とバラされます

この作品の世界では「仙人」と呼ばれるマンガ好きな人達が読む仙人サンデーなるものがあって、カンタの日常をゼクさんがマンガ化して仙人サンデーに連載しているそうです


ゼクさんがマンガ化したことでカンタには「主人公補正イベント」が発生するように。
万引きの逃走シーンに出くわしたり、バスケ部に勧誘されたり、犬のフンを踏んでる時にハトのフンがおちてきたり、曲がり角で女の子とぶつかりそうになったり、可愛い女子のパンチラが見れたり、席替えをしたらクラスの可愛い女の子全員がカンタの席の周りを囲んでる・・・といった感じでマンガの中でしか起きなさそうなことが立て続けに起こるんです



最初は「自分がマンガの主人公である」と認識したことを軸に話が進んでいくのですが・・・5話からの展開がすごい



2話で心には才能がない、つまり自分次第でいつでも変えられるということが分かって以来、もう一度ヒーローみたいになりたいと思うようになります
なので3話での両親の離婚問題でもサクっとヒーローらしく解決しようと頑張ってました

4話では絶望へ、5話では宇宙の真理を知ることに・・・



5話でゼクさんが教えてくれた宇宙の真理・・・それはこの宇宙はカンタという物語を描くためだけに容易された壮大なセットということ


宇宙はいくつもあり、念能力が存在する宇宙だったり、海賊が存在する宇宙だったりと宇宙によってセットの内容は変わるみたいです
そしてそこで起きている物語こそが仙人たちが読んでいる「マンガ」

カンタにとっては必死に生きたり、悩んだ末の行動とかも全てそれを見て楽しんでいる仙人たちがいる
カンタたちマンガのキャラは彼らの娯楽のために用意された操り人形、つくりもの


という話
これはカンタがマンガの主人公であると認識してるからこそ強く生きる設定でとても面白いと思う

カンタにとっては必死に生きてきた人生も悩みぬいた末の行動も全部、仙人を喜ばせるためだけの物語、つくりもの
このカンタというセットを造ったゼクさんの思うまま


そんなカンタの世界に色を取り戻すには・・・仙人を倒すこと
彼らを倒すことでカンタの世界にもまた色が戻ってくると考えたようです



でももし、ゼクさんがこの宇宙を造ったとして、ゼクさんを倒してしまうとこの宇宙がなくなるんじゃない?
だけど魔王を倒しても仙人の暇つぶしにしかならないし・・・どういう結末になるか読めなくて面白い!今後が楽しみ!!



そしてこの「ゼクレアトル~神マンガ戦記~」という作品につながるW本編という形で発表されたのが「仙界ゴーグル」
こちらは原作者のたすく氏が書いた作品になってるので絵がちょっと見づらいですが、内容はとても興味深い物


技術が発達した人類は脳以外のあらゆる部分を取り換えることが可能になった世界
そこでは事故にあって腕を切断しなくてはならなくなったとしても、義手を取りつけるのではなく、新しい腕を取りつける。生きてる腕を。すぐになじむし、昔から自分のものだったかのような腕

そしてそれからさらに技術を発展させて起きる・・・「電脳革命」
脳の仕組みを完全に解明し、個人をデータとして転送することが可能に。つまり沖縄から北海道に移動したければ、沖縄にある自分のボディからデータを送り、それを北海道にあるボディに入れる。たったそれだけで沖縄から北海道への移動が可能になったんです
しかもデータとしてバックアップさえしておけば死なない。そして生体革命のおかげで肉体は常に健康なものに取り換え可能、若いころの自分をデータ化しておけば老いない、死なない
まさに人類は今までの人類とは異なる大きな発展を遂げることになります!


しかし・・・その代償として人類はあるものを失ってしまいます・・・


リンゴを食べても「甘い」ということは分かるのですが「あの味」がしない
「赤いもの」を見ても「あの赤」を感じない

そう、甘いということを知識では知ってるのですがそれだけ。本当のリンゴの味を感じるわけではなくなったのです



そして、これが本編である「ゼクレアトル~神マンガ戦記~」につながるというもんだからワクワクが止まらない!
味や色をデータとしてしか認識出来なくなった人類がいる世界とどう繋がっていくのか・・・

カンタ達が生きている「世界」ではヒーローや魔法少女、魔王が出てくる、という点を除いて現在の人類の文明度と同じレベルのようです
ってことはこの「仙界ゴーゴル」が繋がるのは仙人たち?

仙人たちはマンガが好きでそれこそ宇宙という壮大なセットを用意してまでマンガを読みます
仙人の評判が悪ければその宇宙は連載終了ということになり、物語が途中だろうと消滅してしまいます。それくらいマンガに関してはうるさい

では何故そこまで仙人はマンガに執着しているのか?
もしかして仙人=データ化した人類では??

脳がデータ化出来るなら姿も人間の形である必要はないのでより効率的なバージョンに変更出来るでしょう
そして仙人たちは「あの味」「あの赤」を思い出すために疑似体験としてマンガを読んでいるんじゃないかなぁ、と思ったり

「仙界ゴーゴル」自体がまだ1話しか掲載されてないのでなんとも言えないですが・・・


仙人たちの都合で魔王が出てきたり、飛行機が墜落したりするカンタの「世界」
でもその「世界」で生きてるカンタにとっては必死に生きている「本物」

仙人たちが失ってしまったと思われる「感覚」よりもマンガという「世界」のキャラクターに過ぎないカンタの方がよっぽど本物の「感覚」を持ってるのではないでしょうか

ゼクさんや仙人から見たらちっぽけに見えるかもしれないけどカンタにとっての本物の人生は茶番なんかじゃない!!
作られたキャラクターに過ぎないカンタのゼクさん超えに期待!!



・・・ですが残念なことにこの面白くなってきたタイミングで休載!
原作者の方が社会人らしく、執筆時間が取れなくなったための休載らしいです・・・9月からはまた再会するようなので、まだ読んだことのない人は9月までに読むことをオススメします!

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どうも、管理人の小人です。
最近は忙しさのあまり感想が全然書けていませんが、
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