小さな小人の村
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四月は君の嘘 6 たった一言

四月は君の嘘(6) (月刊マガジンコミックス)四月は君の嘘(6) (月刊マガジンコミックス)
(2013/05/17)
新川 直司

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母さんは僕を
憎んでるんじゃないでしょうか




ほいほい!どんどん更新していきますよ~!
まさか「四月は君の嘘」も更新してないとは思わなんだ・・・

だって「四月は君の嘘」と言えばウチのサイトで猛烈プッシュ中の作品ですよ!
毎回ハードルを上げて待ち構えているのに、そのハードルを飛び越えてくるこの作品・・・何故か世間ではまだ注目されていない作品ですが、面白さは本物です


そんな「四月は君の嘘」の感想でもいってみましょ~!


5巻ラストの気になり過ぎるかをりのセリフ・・・は、今回は特に触れられません
しかし、少しずつ謎に包まれていたかをりについても触れられます

今回はかをりの両親が登場!
両親は流石かをりの親って感じで元気いっぱい

公生がかをりとの演奏中に演奏をやめてしまったことについて「演奏を中断したらいかんよ 今までの苦労が全部パーだ」と言ったかと思えば「でもその若さいいね やるじゃん!!」と言ったりと自由な親です(笑)

ですが、公生が帰った後は何やら意味深な表情で「・・・あのコが有馬君か・・・・」と言ってます
しかもかをりのセリフで気になるのは「うちの両親ね 君のファンなの  小さい頃コンクールによく来てたよ」というセリフ

・・・コンクールによく来てたよ
なんでしょうこのセリフ、まるでかをりも公生と同じコンクールに出場してたような言い方ではないでしょうか?

だって普通であればコンクールにも行ってたよ、もしくはコンクールを一緒に見に行ってたんだよ、というセリフがきそうなものですけど・・・かをりが口にしたのは「よく来てたよ」

そしてかをりと言えばあれだけのバイオリンの腕を持ちながらも無名なことも気になります
審査員をしていた人の中にも「なんでこれだけの子が無名なんだ?」と疑問を持っている人もいました

もしかして・・・かをりは元ピアニストなんでしょうか?

そう考えると公生と会ってすぐの時から公生の経歴についてやたら詳しかったり、「同世代の人の憧れ」と公生を表現していたり・・・かをりの過去、気になります!




そして今回から遂にそんなかをりと公生が再びタッグを組むガラコン編が始まります!

かをりと公生のタッグと言えば2巻以来ですし、2巻で披露したあの二人の演奏は作品を語る上でも欠かすことが出来ない程のインパクトでした

そんな二人が再びタッグを組む・・・これは期待せざるを得ない!!
毎回毎回ハードルを上げても超えてくる「四月は君の嘘」ですが、そのハードル超えが始まったのがまさにこの二人の演奏からでしたからね!

今回も期待が高まるってもんですよ!




・・・・・と思っていましたが・・・まさかのかをりが当日に来ないんです
携帯に電話しても駄目
時間ギリギリまで待っても駄目

今回のガラコンでは公生はあくまで伴奏でメインはかをりなわけです
それなのにそのメインであるかをりがいない・・・

これじゃあ棄権せざるを得ないのか・・・せっかくまた二人の演奏が聴けると思ったのに・・・!



しかし、公生は棄権はしなかった
というのも直前にかをりを馬鹿にする言葉を聞かされたから

かをりはすごいんだ、ということを証明する、たったそれだけの理由のために公生は舞台に上がります
・・・一人で



うん・・・さっきも言いましたけど、本来ピアノは伴奏でヴァイオリンがメインのはずなんですが・・・
まさに前代未聞!
もうこのままかをり目当ての客もかっさらちゃえ!




しかし、公生ははき違えます
かをりは凄い、自分レベルを伴奏にするかをりは凄いんだと主張するためにわざと技術を見せびらかすような演奏をしてしまうんです

今回公生が演奏している曲はクライスラーの「愛の悲しみ」
公生の母親がよく弾いていた曲です

公生の母親は次第に公生に厳しくなってはいっていましたが、最初は優しく公生に教えていました
それこそ赤ん坊を抱くように、と


それが公生は自分の技術を見せつけるための演奏をしているせいで、どこか荒々しい演奏になってました
普通その状況になったら自分では中々気付けるものではないと思うのですが・・・公生は気付いた

耳が聴こえなくなってから



6巻では公生の耳が聴こえなくなることに関して紘子さんが面白い解釈をしていました

曰く、音が聴こえないってことは聴覚的な音に束縛されない、という考え方
聴覚的な音に束縛されるのが悪い、というわけではありませんが、それに束縛されずに自分の中にあるイメージを優先させることで時に素晴らしい演奏が出来るんじゃないのか、という考え


今回もまさにそれ
今まで公生が耳が聴こえなくなるのはかなりの痛手でしたが、今回は音が聴こえなくなったことによって公生は自分がいかに強くピアノを弾きすぎていたか気付くことが出来た

そうやって考えると耳が聴こえなくなるのは何も悪いことばかりではないかもしれませんね~



かつて公生の母は公生をピアニストにする気はないと言ってました
それは彼女自信がピアノに携わった者としてその過酷さを知っていたから。息子にはあんな過酷な思いをさせたくない、という母心から

ですが、そんな公生ママに公生をピアニストにしよう、と言ったのが・・・公生ママの友達で、今の公生のピアノの先生・紘子さん
彼女からしたら誰も教えていないのにピアノを上手に弾くことが出来る公生にピアノの才能を見出し、是非それを伸ばすべきだ、と思って公生ママに言ったんだろうけど・・・結果的に公生がピアニストを目指したことで公生と公生ママの関係は次第に良好とは言えないものになっていきました・・・

そして母を失い、耳が聴こえなくなった公生を見て、音楽がここまで公生を苦しめていたことを知った紘子さんは負い目を感じていたみたいです。それこそ自分が公生をピアニストにしようなんて言わなかったら、と思ってしまうのかもしれません


でも音が聴こえなくなってからの今の公生は・・・それこそ自分の中にあるイメージをフル活用してピアノを弾きます
それこそ母がどうやって弾いていたのか
母が自分にくれた優しさを思い出しながら


確かに紘子さんが公生ママにあのたった一言を言わなければ公生と公生ママは良好な関係を築けていたのかもしれません
音楽は公生を苦しめなかったのかもしれません

でももう取り消すことが出来ません
そして・・・音楽は公生を傷つけただけじゃなかった!

音楽の中には今は亡き母との思い出がたくさん詰まってる
そして、先へ進むために公生は母がよく弾いていたこの「愛の悲しみ」で母に別れを告げることに

公生とかをりのタッグが見れなかったのは素直に残念だけど、公生をずっと苦しめていた、という存在でしか描かれてなかった公生ママにもスポット当たってるし、公生の今後に繋がりそうな感じがするし、次回も期待大ですな!


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四月は君の嘘 5 君がそばにいるから

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(2013/01/17)
新川 直司

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そうだ僕は
椿や渡
君と同じ

同じ人間なんだ



コンクール編クライマックス!!

以前感想を書いたので5巻の感想はどうしようかな~と思ってのですが・・・5巻の引きが素晴らしかったので遅ればせながら感想をば


さ、さすがに1カ月も遅れてるし・・・ラストのシーンネタバレしてもいいよ・・ね?

一応まだ5巻を読んでないよ!という方はネタバレを含むので5巻を先に読むことをオススメします!


では感想いってみましょ~



有馬公生は元・天才ピアニスト
母の死をきっかけに自らが演奏するピアノの音だけが聴こえなくなってしまい、過去に一度ピアノを辞めてしまいました

そんな公生がもう一度ピアノを始めたきっかけ
それは・・・自由なバイオリニスト、宮園かをりとの出会いがあったから

彼女の伴奏として一緒に出場したコンクールで公生は今までにない演奏を披露しました
今までの「ヒューマンメトロノーム」と呼ばれるような余韻のない音楽ではなく、人々を感動させるような余韻のある音楽を



その時の公生の隣にはかをりがいました
しかし、今回は公生は伴奏ではなく、ピアニストとしてコンクールに出場するので舞台の上には公生以外誰もいません
助けてくれません

失敗するかも、上手くいかないかも・・・という恐怖と闘いながらも弾く、ピアニストの強さみたいなのが4巻では描かれてよかったですね~


ですが、トラウマはそう簡単に乗り越えられるものではなく、4巻のラストで公生は再び音が聴こえなくなってしまいました
前回はかをりがいた。けれど今回はいない

じゃあどうするか?・・・公生が自分自身で乗り越えるしかないですよね!




この乗り越えるまでの流れが2巻の展開とデジャブって素晴らしいのですが、特に注目したいのが公生がずっと問い続けてきた「何のために弾くのか」という問いに答えを出して乗り越えたことですよね


ピアニストは皆失敗するかもしれない恐怖と戦いながら演奏する様子が描かれていました
それでも彼らがピアノを弾くのにはそれぞれ理由があります
公生のライバル相座武士と井川絵見もそう

武士は孤高のピアニスト、無敵のヒーロー「有馬公生」の背中を追いかけるため
絵見は余韻のないヒューマンメトロノームな演奏をする「有馬公生」を否定するため



昔は公生も強い「母のため」という強い理由をもっていました
ところが母のために弾き続けてきたのに、それを否定され、母が亡くなったことで弾く理由がなくなってしまった公生


だからこそ「何のために弾くのか」という問いの答えが出せずに悩むわけです

そしてかつて天才と呼ばれた公生が苦悩の末に出した答え、それは・・・




君のため




でした
実は以前も公生は「君のため」と言って演奏をしたことがあります
それが2巻でかをりの伴奏を務めた時

あの時の公生は「君のため」と言いつつ、自分の失敗でかをりの演奏と評価、バイオリニストとしての将来が駄目になることを恐れたから。・・・結局は「自分のため」でした
しかし、かをりは聴いてくれた人の心に残るような演奏を心掛けていて、コンクールでの評価などは気にするタイプではありません。それは公生も分かっていたハズです


「君のため」と言いつつ自分のために弾いていた公生が初めて「君のため」に弾いて、それがずっと探してた「何のために弾くのか」という問いの回答になるとか・・・鳥肌立つっちゅーの!



現代の日本に生きる公生達はどう頑張っても時代も違えば、国も違うバッハやショパンになれるわけはありません
それをイメージだけで弾こうとすると以前公生が言っていたようにヨーロッパの街中を馬車が走って・・・とかいうイメージになってしまう


でも公生は公生
ありのままの自分を弾くしかない、ということをかをりに教わり、君にのために弾いた公生のイメージ


それは音楽室に漂うチョークのにおいであったり
不細工にひび割れた窓ガラスであったり
遠くからする運動部の声であったり
桜の花びらの影であったり
かすかに聞こえる君の寝息であったり

今までのかをりとの思い出であったり


バッハやショパンが当時持っていたイメージとは全く違うものですが、これが「有馬公生」のありったけの演奏




この演奏に対する武士や絵見の反応も面白かったのですが、今回は置いといて・・・


何のために弾くのか答えを出したことで公生の演奏は大きく変わるのですが・・・コンクールは失格
一度演奏を中断しましたし、演奏が3回も変わってしまったので当然の結果です

でも公生にとっては初めての落選


昔の公生からしたらコンクールの結果発表なんて見る価値はありませんでした
恐らく、1位ってことが分かっているのと、「母のために」演奏していたので母以外の人の評価はどうでもいい、という気持ちから

ところが母という操り手をなくし、初めて落選したコンクール
これまで操り人形と言われていた公生でしたが・・・・・彼もまた人間でした


決して完全無敵のヒーローなんかではなく、皆と同じ人間
コンクールに落選したら悔しがるし、満足いく演奏が出来たら嬉しそうにする


公生をそんな人間にしてくれたのはかをり

かをりがそばにいるから公生のモノトーンだった世界はカラフルに色付きだしました


かをりがいれば公生は大丈夫!




いつもぼくがいつもそばにいて助けてあげられるとは限らないんだよ



・・・え、何このラスト

かをりにものすごい勢いで死亡フラグ立ってるように見えるんですけど・・・

思い返してみるとかをりはあれだけの腕を持っていながらバイオリニストとしては無名でした。てっきりあの調子で演奏するからコンクールで評価されてないからだろうな、と思っていたのですが・・・もしかして何か理由があるのかも

そして公生が伴奏を務めたコンクールでは演奏が終わった後に倒れてました
その時公生に「前にも倒れたことあるの?」と聞かれたら「初めて」と応えていたかをり
しかし公生達が帰って病室に一人になると「そっか 私 また倒れたんだ」と呟いていました

公生には以前倒れたことを隠すかをり。・・・・・何故?



そして1巻で椿と二人でバスに乗っているシーン
椿がバスから降りたあと、かをりが降りたバス停は・・・大学病院前



そして今回のコンクールで公生の演奏が始まる前には大量の薬を持ち歩いていて、確認出来るだけでも錠剤、カプセル、粉薬の3種類を飲んでいます



これらを踏まえてもう一度5巻ラストを読むと・・・うん、かをり本当に大丈夫か?

しかもこの直前にホタルの光をみて「命の灯」と表現していました
今にも消えそうで弱々しいけど、まるで鼓動のように光るホタル

そしてそれを誤魔化すかのように急に陽気に振る舞うかをり



・・・あかん、本気でかをりに死亡フラグが立ってるようにしか感じられん(汗)
彼女が今後どうなるのか、何故公生にあそこまで肩入れするのか、何故クライスラーの「愛の悲しみ」をガラコンでやろうとしたのか


かをりがいるなら公生は大丈夫、だと思っていましたがかをりがいなくなっても大丈夫なくらいにならなきゃいけないかもしれません・・・



続きが楽しみ過ぎる


四月は君の嘘 4 有馬公生のための演奏

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響け



惜しい!以前ツイッターで4巻の表紙は有馬公生を見つめる武士と絵見、的な構図を想像してたのですが、公生がいませんでしたね~
というか、公生が表紙に登場してないというのうが初ですね

まぁ、それほどこの2人は今の公生にピアニストとして多大な影響を与えますからね~


そんなわけで「四月は君の嘘」4巻の感想でーす

あ、ちなみに絵見については
人の人生を変える程の存在
で語ってますし、そして遂に書かれた公生と公生ママの話については
公生と母
で語ってますのでこちらも参考までにどうぞ~





「天才・有馬公生」を追いかけ続けた武士
公生をライバル視しつつも手の届かない永遠の憧れであって欲しい面もありました。しかし、2年前憧れ存在である「有馬公生」がピアノ界から姿を消します

それ以来目標を失ってしまった武士でしたが、多くの練習を積み、数多くのコンクールで優勝をし、海外も狙える程の実力を身につけてきました
しかしこの2年間、武士は先生に勧められてもかたくなに海外に行こうとしませんでした

有馬公生が帰ってくるかもしれない

その願望にも近い想いだけを胸にピアノを弾き続けた武士にとって海外進出なんて二の次。有馬公生が出るかもしれない日本のコンクールの方が大事なわけです
そして・・・今回の毎報コンクール。遂に有馬公生が出場します


そりゃ気合いが入らないわけがありませんよね
圧巻の演奏。その一言に尽きます。しかし彼の想いは一つ。「有馬公生に帰ってきてほしい」それだけです



そして有馬公生の出場を待ち続けたのは武士だけではありません。井川絵見もその一人です
しかし、絵見は武士と違い「天才 有馬公生」に帰ってきて欲しいわけではありません。むしろ逆

「天才 有馬公生」と呼ばれる前の公生に「戻ってきて欲しい」
ここ大事ですね。武士は公生に「帰ってきて欲しい」思い、絵見は公生に「戻ってきて欲しい」と思うというね


絵見は幼少時代多才な才能を持っていて、その気になれば多くの道でトップレベルまで上り詰めることが出来る程。
ですが、絵見は出会いました。有馬公生という存在に

絵見が初めて公生を見た時の公生の演奏はヒューマンメトロノームと呼ばれたコンクールに「勝てる」演奏ではなく、音楽の楽しさを表現するかのような演奏



そんな公生に戻ってきて欲しいから絵見は「天才 有馬公生」を感情をのせまくった演奏をする自分の演奏で否定しようとしていました

そしてその想いを全てピアノに込めて弾いた絵見の演奏・・・鳥肌モンです。正直何回見ても鳥肌が立っちゃいます

嘘みたいだろ・・・?武士、絵見とこれだけ盛り上げといてまだ本命・有馬公生がピアノ弾いてないんだぜ・・・?
新川先生はどれだけ鳥肌を立たせたら気がすむんだ!



「天才 有馬公生」が帰ってきて欲しいと願った武士
「天才 有馬公生」と呼ばれる前の公生が戻ってきて欲しいと願った絵見


そんな2人の演奏を聴き・・・・・公生の出番です


公生の前にいつも現れる黒猫は訊きます
「旅の準備は出来たかい?」


そして始まった公生の演奏
武士の嬉しそうな顔と全ての気力をなくした絵見の顔。これが全てを物語っています
譜面に忠実、余韻も残さず、一音ももらさない演奏。「天才 有馬公生」の演奏です


しかし公生が抱えてる耳が聴こえないという症状はそう簡単に治るものではありません
母親のことを思い出すたび、最後に母親に行った言葉を思い出すことで・・・再び音が聴こえなくなってしまいます

譜面に忠実に弾き始めた公生でしたが、昔の公生と今の公生の大きな違いは2つ

・母親がいるかいないか
・かをりと出会っているかいないか

もし母親が存命でかをりと出会っていなければ公生はこのまま昔のような演奏をし続けことでしょう
ですが母親は亡くなってしまいましたし、公生はかをりと出会った


そんな公生がこのまま終わるとは思えませんし、終わりません

暗い暗い闇の中で武士と絵見の演奏を聞いた公生はどんな演奏を2人に聴かせるのか?
そしてコンクールが始まる前からずっと公生自身が自分に問い続けた疑問「誰のために弾くのか」に答えを見つけることが出来るのか


5巻も相変わらず鳥肌展開が予想されます
これまでどんだけハードルを高く設定しても飛び越えられてきたので、5巻もきっと僕らの想像を超えてきます。楽しみ過ぎる・・・!!





P.S.
一つ気になったのがかをりの薬の量とセリフ
尋常じゃない程の量の薬を服用しているようですし、以前は演奏終了後倒れて入院までしてしまいました
そしてかをりが今回薬を飲んだタイミングは公生の演奏の前
以前かをりが倒れたのは公生との演奏が終わった後

何の薬を飲んでいるのかはまだ不明ですが、体調を平気なように見せるための薬でしょうか?


あと絵見の演奏を聞いた時のかをりの反応
確かにかをりも絵見と同じく演奏に感情をのせるタイプですが・・・この言い方だとまるで公生への想いを演奏にのせるのも同じような・・・
かをりが何を思い公生の前に現れ、公生を再びピアノと向き合わせようとしたのか?
この辺りも注目ですね~


四月は君の嘘 3 公生のそば

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(2012/05/17)
新川 直司

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私は そばにいる



椿がめっちゃいい!



公生以外にもスポットが当たったりするのですが、それでも主人公はやっぱ公生なんだな、と思える漫画



武士の公生に対する気持ちもいいんですよ!
2年前、公生がまだヒューマンメトロノーム呼ばれていたころ、同世代のピアニストには公生の他に二人優秀なピアニストがいました
それが相座武士と井川絵美


武士にとって有馬公生というピアニストは「憧れ」そのものなんですよ

武士がどれだけ努力しても蜃気楼のように更に先を歩く公生。武士にとってはそれは悔しくもありますが、追いかけるべき目標が常にある、というモチベーションを保つ大きな要因になっていました

精一杯努力してきた分、自分は有馬に近づいたのか?それとも遠ざかったのか?

手を伸ばそう、と必死で練習するものの、やっぱり「手を伸ばしていたい」という憧れの気持ちが強いんでしょうね
それほどまでに有馬公正はすごかった


公生がピアノを辞めて2年
武士はその間も「いつか帰ってくる」と信じて努力を怠りません。
ドイツで行われるコンクールに招待されるのですが、それを断ります。理由は今度のコンクールにこそ有馬公正が出るかもしれないから
武士のピアノの先生も言ってますが、海外に名を売っておくために、ドイツのコンクールに招待されるのはキャリア的には行くべきなんですよ。でも武士にとってはピアニストとしてのキャリアよりも有馬公正の出るコンクールの方が意味がある、と


そしてそんだけ強い憧れを持ちつつ、演奏した曲が公生に届いてる様子がいい!
以前までの母親のためにピアノを弾く公生だったら武士がどれだけ凄い演奏をしても聴くことはなかったでしょうけど、かをりと出会った公生だからこそ武士の演奏を聴くことが出来た
武士の努力してきた2年間と公生がピアノを辞めていた2年間は無駄じゃなかった!






そんな武士もよかったのですが、この巻ではなんと言ってもやはり椿が素晴らしい



渡にとっての公生はスターになることを任せられる存在

武士にとってはライバルであり、目標であり、憧れ

絵美にとっては振り向かせたい存在

かをりにとっては憧れでありダメダメな弟

椿にとっては??




椿と公生は小さい頃からずっと一緒でした。嬉しいときも悲しい時もいちばん近くにいました。

でも二人には大きな違いが。それは椿は音楽をやってなくて、公生は音楽をやってるということ
有名なヴァイオリニスト曰く「音楽は言葉を超える」そうで、音楽をやっている者同士では言葉以上のモノを伝えあうことが出来る、と
でもそれはやっている人同士の話

音楽をやっていない椿には出来ないことです。けどかをりや武士、絵美には出来る
今まで度胸橋や大車輪事件と共に過ごしてきたちっぽけでも大切な思い出が椿と公生にはあります。いちばん公生のそばにいました
けれど公生が再び音楽をやるようになるきっかけになった聴衆推薦でかをりの伴奏をやった時椿の表情は何かに気付くようでした

公生のそばにいるのは自分じゃない別の誰か
いちばん近くにいたはずなのに、いちばん遠くにいる



そして「私達」という言葉
かをりは無意識のうちに自分と公生を指して「私達」と言います
でもその「私達」の中に椿はいません。いちばん近くにいたのに・・・




そうやって曇天模様だった椿の心に晴れ間をもたらすのは・・・やっぱり公生

昔、大車輪を坂道でやって公生がヒザをすりむいたとき、足をケガしていた椿がおぶっていました
その時の公生のセリフが「今度は僕が椿をおぶってあげるね
地区総体でケガをした椿に気付き、おぶる公生

かをりの言う「私達」の中に椿はいないし、ピアニストとしての公生のそばには椿はいませんがこの瞬間だけはそばにいる


例え音楽が言葉を超えても、共に過ごしてきたちっぽけで大切な思い出でもそばにいられる!

音楽漫画としてもめっちゃ面白い「四月は君の嘘」ですが青春漫画としてもめちゃんこ面白いという
4巻に収録される絵美の演奏もめちゃんこいいのですが、そろそろ大本命・有馬公正の出番がくるから連載の方も超楽しみ!
もっと皆に知ってもらいたい作品です



こう来るだろ、こう来るだろって予想しても蜃気楼のように遠ざかってくような面白さに期待!!

四月は君の嘘 2 旅に出る
気がつけば1000アクセス突破してるじゃないですか!
来ていただいた皆様、本当にありがとうございますm(_ _)m
僕の感想を読んでくれた方のうち一人でも多くの方が「この漫画面白そう、読んでみたいな」と思うようなサイトを目指して今後も頑張っていきます

では「四月は君の嘘」の感想です



四月は君の嘘(2) (講談社コミックス月刊マガジン)四月は君の嘘(2) (講談社コミックス月刊マガジン)
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僕の中にあるものを
引っ張り出せ






正直、2巻に収録されてるコンクールの話を見て鳥肌立った
何度見ても鳥肌が立つ漫画ってあんまないんだけど、これは何度読んでも立ってしまう。この記事を書くために読み返してた時も鳥肌立ったし

この話を読んだときこの漫画は絶対面白いと思いましたもの



そんな2巻なんですけど、演奏描写も凄いんですけど、細かな心情の変化とかも上手く描いてます

今回は公生・かをりの演奏と椿について語ってみようと思います。




まずは公生・かをりの演奏

モノクロだった世界がカラフルに見えるようになったところで公生の耳が聴こえるようになったわけではありません
相変わらず、演奏にのめりこむと公生の奏でるピアノの音だけ聴こえなくなってしまいます

しかも昔の公生を神童と呼ばしめたのはレッスン量です。譜面がいらないほど体に染み込ませるまで練習し、正確に弾くことでヒューマンメトロノームとも呼ばれてました

しかし、今回は公生はピアノで一度も練習したことないし、演奏1時間前くらいにようやく伴奏をやる決意をしたほど準備不足でした


公生自身もこんな状況でまともに弾けるわけないと何度も思うのですが、自由なかをりに連れられて舞台へ


しかし、かをりが一緒に演奏していようが、演奏が進むにつれ公生の耳は聞こえなくなり伴奏であるピアノがメインのかをりの演奏を邪魔するようになってしまう・・・

そう簡単にトラウマて克服出来るものじゃないよね、て思ってたら・・・そっからの流れが凄かった!


音が聴こえないならイメージしろ、って描写が「無茶苦茶だろ!」と思いながらも「こいつ本当に天才だったんだ・・・」ってなってしまいます
亡くなった母から教わったもの、つまり公生の全てを体の中から引っ張り出して演奏してるんだ、ってのが伝わってきました




コラコラ
友人A
主役を喰おうとするんじゃないわよ


っていうかをりのセリフもよかったし、このセリフの時の絵光と影って感じで良かった!



演奏会の途中に公生の耳が聴こえるようになって、公生復活!って展開かなぁと思ってたら予想外の復活方法でした(笑)
ただ、公生はまだ音が聴こえるようになったわけではないので、そこが今後ネックになってきそう




無事終わった演奏会
しかし、この演奏会が椿や渡にも影響を与えることになります。特に影響があったのが公生の幼馴染である椿

公生が覚醒した様子を最初は無邪気に喜んでいたのですが、演奏が終盤になるにつれ表情が変わっていきます



まるで何かに気付くように



その後、憧れだった先輩から告白されたのに、考えるのは公生のことばかり
何かとつけて先輩と公生を比べてしまう程に


長い付き合いだから公生のことは何でも知ってるつもりだった
でも、悲しいことに椿は音楽をやりません

以前音楽をやっているかをりが言っていました

悲しくても
ボロボロでも
どん底にいても
弾かなきゃダメなの
そうやって私達は
生きてゆく人種なの




ここで言う「人種」というのは音楽がなければモノクロな世界にいる人達のことでしょう
そしてそういう人達だから分かることがある

椿は音楽をやっていないため、ピアノなければ世界がモノクロに見える公生の気持ちを完全に理解することはできません

幼馴染だからこそ誰よりも知っていると思っていたのに、「音楽の力」なんて曖昧なもので自分より深く公生を理解してる人がいる


複雑ですねぇ・・・椿のこの心が公生に対する恋心なのか自分より幼馴染いついて知ってる人がいるのが嫌という気持ちなのかはまだ分かりませんが、椿はかなり悩むことになりそう




音楽と10代特有の青春、この2つを上手く併せた「四月は君の嘘」
まだ読んだことのない人は是非2巻まで読んでみて下さい
面白さを補償できる数少ない漫画です


3巻も楽しみ過ぎる


プロフィール

小人

Author:小人
どうも、管理人の小人です。
最近は忙しさのあまり感想が全然書けていませんが、
漫画は読んでいます。
最近は電子書籍もあるから気軽に漫画読めるのがいいよね

オススメのマンガがあれば是非!

リンクフリーですが、相互リンクをされたい場合は一度ご連絡をお願い致します。

何か御用の方はこちらまで↓
claretta.1789.cobito[あっとまーく]gmail.com

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