恋は光 恋とは戦いであり光なのである |
恋というものを 知りたくて
面白い! 私は恋愛作品は大好物なのですが、これはかなり面白いですよ!
ドラえもん的なSF(少し不思議)の要素が入っており、 主人公には恋をしている女性が光って見えるんだとか。
ただ、この設定も確実に恋している女性が光っているのかはまだひとつ疑問が残っています。 それは、これまで主人公に向けて光っている女性はいなかったということでしたが、 小学校のころから主人公のことがすきだった北代さんが主人公には光って見えないんです
光とはいったい・・・?そして恋とはどんなものなのか? 大学生の日常を通しての恋愛作品です!
もうね・・・北代さんがかわい過ぎる
メインヒロインはどう見ても1巻表紙の東雲さんなんですが、北代さんの圧倒的な可愛さはやばいです 初登場時から「この子かわいいな~」と思ってたら彼女の主人公・西條〈あだ名:センセ)に対する恋心が発覚してから可愛さが増していますよ!
ざっくりストーリーを説明すると、センセーは恋する人の光を見ることはできるけど、それが自分に向けられていないこと、周囲は幸せそうことに窮屈さを感じていました タバコを吸わない人にとってはタバコの煙は迷惑に感じるというのと似た感覚のようです
そんな時に出会ったのが東雲さん! 今時ケータイも持っていないし、ネットもしないし、テレビもない、という浮世離れしている子ですが、 彼女は「恋」というものがわからず、恋について知りたいと思っていました。
もしそんな東雲さんが自分に対して光ってくれたら・・・!そんなことを思いセンセーは東雲さんにアプローチをかけるのですが、このアプローチのかけ方が面白い!(笑) センセーもなんかんだでちょっと変わった性格をしており、そんなセンセーが東雲さんに申し出たのは交換日記!
その交換日記を通してお互いのことを書いたり、映画に誘ってみたりと思わず中学生か!と突っ込みたくなるようなアプローチ法ww そうやって徐々に東雲さんと距離を縮めていくのですが、1巻最後にまさかの展開!
そもそもセンセーが見ることができている「光」は本当に恋をしている女性が光っているものなのか?
幼馴染の北代さんと一緒に調査をするのですが、的中率は約4割ほど・・・もちろん調査させてもらった人たちが素直に自分の気持ちを言っていない可能性もありますがこれだと信憑にかけます
そして何より東雲さんといい雰囲気になっていたのに光らないことに疑問をもっていたセンセー
そこで北代さんが立てた別の仮設 それは「光は警告信号ではないか?」というもの。美しい花にはトゲがあったり、綺麗な食べ物にも毒があったりするのと同じ考え方です
その説に納得し、逆に光を発していない東雲さんこそ自分にとってかけがえない存在になってくれるのではないか、とセンセーは考えるようになったのですが・・・1巻の最後の最後で東雲さんが光るんです
光っている女性は自分に危険をもたらすかもしれなうい、光らない女性こそ自分にとって特別な存在だと思っていた矢先の光ですよ 光を発した東雲さんはそれはそれは綺麗でしたが、同時に恐怖を感じてしまったセンセー
・・・というのが1巻のざっくりした内容です。 まぁ、実は東雲さんは本当にその光を出したときにセンセーに対する恋心を自覚したんですけどね~
未だに光に関してはわからないことばかりですからね~
だって北代さん光ってないし! 北代さんは小学校のころからセンセーのことが好き。でも高校の時に思い切ってセンセーには好きな相手はいないのか質問してみたところいないと言われてしまい、北代さんの恋心にも全く気付いてない様子を見て、 長い目で見るスタイルに変更します。
たとえセンセーが誰かと付き合ったとしても最終的には自分のところに戻ってくればオッケースタイル でも、センセーが幸せならそれが一番、ということで東雲さんと仲良くなりたいというセンセーにも協力します。
というかね・・・北代さんが光らないのは本当に意味が分からないのですが、あれだけ男女二人で飲みに行ったり、一緒の授業受けたり、ランチ食べたりしておきながら恋人じゃないとか!
でも実は1話1ページ目にてフラれていた北代さん・・・そのあともセンセーに協力するとか健気すぎる! 東雲さんとも友達になってるし、自分を小人であると素直に認める懐の深さもあるし・・・なんで本当に光らないんだろう・・・
センセーに彼女ができたときにショックを受けていましたが、それでもセンセーを好きでい続けるし、相談にものる 待ちのスタイルということで世間一般からはあまり評価されないかもしれないし、報われないかもしれませんが、 これも戦いの一つの形です
恋を自覚した後の東雲さんも言っていたように恋は戦いです 好きな相手が必ずしも自分に好意を向けてくれるわけではないし、ライバルもいます。 その中には北代さんとは逆に攻めあるのみというタイプもいます
自分のスタイルで戦う北代さんは光輝いていてとても美しいと思うんだ
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ワールドトリガー 連載100話直前!持たざるメガネがかっこいい |
ぼくはヒーローじゃない
ワールドトリガー連載100話直前記念!
ということで現在週刊少年ジャンプで連載している作品の中で個人的に最もジャンプらしくないと思っている漫画「ワールドトリガー」の感想です~
その前にお久しぶりです・・・ なんとか生きてます。何度か更新しようと思って書いては消し、書いてはけしを繰り返しようやく今回最後までかけました~
週刊少年ジャンプと言えば「友情、努力、勝利」 そして最近では「才能、覚醒、血統」という言葉がぴったりな印象もあります
ところがこの作品は違います W主人公の形(本当は主人公は4人)を取っており、そのうちの一人「持たざるメガネ」こと三雲修の弱さと言ったら・・・
異世界から敵が攻めてくるバトル漫画なのですが、修はその敵の中でも弱いやつにすら殺されかけます
でもそんな修が知恵を振り絞り、少しずつ強くなっていく様子がこの作品の一つの見どころとも言えるでしょう。 修は自分が弱いことを自覚しています。でもそれが目の前で助けを求めている人を見捨てていい理由にならないこともしっています。 決して才能に恵まれたわけではないけれど、自分のすべきことのために少しずつ成長していく修のかっこよさ! 「ワールドトリガー」という作品には修以上に強くて、人気の出そうなキャラもいます。その中でも修が第一回の人気投票で1位だったというのがまたね・・・
W主人公のもう一人は異世界からやってきたユーマ 彼は修とは違い小さいころから色々な地を父親と一緒に転々としており、その時から戦闘の最前線で戦ってきました そのため修よりも経験値が圧倒的に違う そしてこの世界ではトリオン(ナルトでいうチャクラのようなもの)も修よりも高く、使っているトリガー(武器)も修が使う一般のものではなく黒トリガーという特別製
この黒トリガーというのは高いトリオン能力を持った人間がそのトリオンの全てを注ぎ、命と引き換えにしてようやく出来るもので、普通のトリガーとはその性能が断然違います
この黒トリガーの設定が面白く、例えば戦争の時に必要以上に敵を追い詰めてしまうと黒トリガーを作られてしまう可能性があり、もし黒トリガーが作られてしまうと例え勝利目前でも戦況がひっくりかえる危険性があるんだとか
上ではW主人公と言いましたが、実は公式では4人主人公という体制らしいです。 残りの二人はトリオンモンスターの雨取チカと予知のサイドエフェクトを持つ実力派エリートの迅
チカはトリオンの量がケタ違いで迅は黒トリガーの持ち主でもあります。 チカに関してはそのトリオンを敵に狙われてしまい兄や友人を攫われてしまったというトラウマをまだ克服出来ていない感じがありまうが、迅さんのかっこよさは異常
色々とあって迅さんは黒トリガーを手放してしまうわけですが、この黒トリガーが再び使用される時のアツさ! そして普通黒トリガーは使える人が少ないのですが、迅さんが持つ黒トリガーは結構多くの人が使えたりします。
迅さんは予知の能力もあってか黒トリガーを手放した理由はいくつかありそうですし、修のことをなんだかんだ気にかけているのが個人的に非常に気になっています・・・ もしかして修がいずれ迅さんの黒トリガーを使う可能性が微レ存・・・?
今の修がいきなり使ったら「やっぱり覚醒じゃねーか!」と思ってしまいそうですが、最近の修は努力と知恵で結構強くなっています。 でもそれでもB級下位、もしくは中位といったレベル
A級に上がった時に超えられない壁にぶつかりそうな気がしてなりません。 そんなタイミングで憧れの迅さんの黒トリガーを使えたりしたら・・・テンションあがりそうですね(笑)
大規模侵攻後半の活躍や最近のランク戦でも活躍している修ですが、彼が今後どうやって上にあがっていくのか楽しみです!
最近の話だと那須先輩が無双している中でのこっちは任せろ発言ですからね!シューターのマスタークラス相手にどのような勝算があるのか、期待せざるを得ないぜ!
どちらかというと少年よりも年齢層高い世代にウけそうな作品だけど、アニメ化の効果があってか最近は掲載順が上にあって嬉しい限りです。 2周年、もしくは100話突破記念イラストも楽しみ!
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ラストゲーム 7 調子乗りまくり男と勇気を出した男。主人公ェ・・・ |
どうしてほしいの? す 好きになってほしい・・・
あけましておめでとうございます!! 今年こそはブログの更新数を上げていきたいと思っていますので、温かい目でよろしくお願いします!(笑)
さて、そんな2015年一発目の感想は「ラストゲーム」! これまでは鉄の女って呼ばれるくらい微動だにしてなかった九条ですが、 最近は動きまくってます。
しかも相馬が前回のラストで告白なんてしちゃってるものだから、今回の九条は動きまくりです。 必見ですよ!
まず、相馬の告白 相馬は高校時代の出来事から負ける戦はしない主義でした。 なので九条のことを意識しだしても柳と九条の間に自分が入り込む余地がないと察知してからずと諦めムードで告白もしようとしてなかったんですよ
ところが、桃香にボコられたおかげで目が覚めたのか遂に告白! しかもその後も九条の負担になり過ぎないよう絶妙なヒット&アウェイを繰り返すというね! そんな勇気を振りしぼって告白をした男がいる一方で主人公の柳はと言うと・・・
まーでも落ちるのも時間の問題だけどな!
調子に乗りまくっていました(´・ω・`)
しかし、柳が調子に乗りたい気持ちもわかる! 10年間追い続けた九条の柳に対する最近の態度は調子に乗っても仕方ないですもん! ただ・・・彼は調子にのりまくるあまり、相馬の気持ちに気付かず告白されてしまうというね・・・
その結果九条は相馬を男の子として意識してギクシャクするようになってしまい、見ただけだと怪しい雰囲気になっているというね
そして更に追い打ちをかけるかのように 変わっていくことを拒む九条からの「柳はずっと友達でいてね」宣言
oh・・・何このイジメ?って思うくらいの不憫っぷり だが、前半調子にのりまくっていたからか不憫っぷりが柳らしくて笑えてしまう・・・ww
九条のその宣言を聞いて「ずっと友達なんて嫌だ(違う関係になりたい)」と鬼畜モードに入って言う柳ですが、九条が泣いた瞬間解除される辺りが柳らしいww しかもこの言い方も柳は違う関係になりたいと思っているからの発言なんだけど、九条からしたら言葉通りの意味でいつか柳も離れていくという意味で捉えられちゃったからなー
そして今回の一番はやはりなんと言っても九条でしょう ついに・・・ついに・・・九条がある気持ちに気付きます!
その前に・・・実は私今巻を読んでて九条に対してフラストレーションがすくなからず溜まっていたんですよ 柳を意識しまくりだったのに、相馬に告白されてからは相馬の誘いにもついていくし、オロオロしていたこともありもしかして相馬に流されてしまうんじゃ・・・とあり得ないとは思いつつも思ったわけです
ところがそのフラストレーションをスカっと爽快に吹き飛ばしてくれる後半の展開・・・最高でした
オロオロする九条に喝をいれてくれたのは桃ちゃん! 既に柳にフラれてしまった彼女ですが、ある意味フラれてから本当の意味で柳に恋するようになった桃ちゃんからしたら 今の九条の態度はとても許せなかったんでしょうね~
しかも桃ちゃんがフラれたということを知らない九条は柳が桃ちゃんのケーキの好みを知っていることに動揺したり、 柳が好きな相手はもしかして桃ちゃんなんじゃないのか、と色々と考えるようになもなってますし、桃ちゃんマジナイス働き!
そして最後の変化を恐れる九条への正面突破!! その突破力に鉄の女とも呼ばれた九条の本心が遂に出る辺りの爽快感と納得感がハンパなかった!
九条の本音の内容は是非コミックスを読んで欲しいのですが、簡単にだけ説明すると「柳とずっと一緒にいたかった」 これが九条の本音です。
柳は自分の恋心に気付くまでは新しい恋人が出来るたびに九条にみせびらかしに行っていましたが、それが完全に裏目に出ていたようで九条の中では「柳の彼女=すぐ別れる人」というイメージになっていたようです。 そのせいで柳の彼女になりたいとは一度も思わないようになった九条 今巻前半では調子に乗りまくり、過去には全力で墓穴を掘りまくっていた柳さん!そこにシビれる憧れるゥッ!!ww
そんなイメージを持っていた九条にとって柳とずっと一緒にいられる方法は友達でいること 例え柳が誰と恋人同士になろうと友達ならずっと一緒にいられる。そのためには柳の好きな人、柳を好きな人に対して抱く感情は邪魔なものだと思っていたんだとか・・・
そんな九条の本音を引き出し、気持ちを自覚させた桃ちゃん本当よくやったよ・・・!
遂に九条も気持ちを自覚した「ラストゲーム」 二人の最後の勝負の結末の時がいよいよ近づいてきたと思うと寂しくもありますが、 その最高の瞬間をニヤニヤしながら全力で見守りたいですね!
8巻はよ!
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ニセコイ 152話i 恋する乙女はドキドキして安心するのだよ |
ご無沙汰しております!
ちょい短めですが、今週の「ニセコイ」の千棘が可愛過ぎたので感想をば
文化祭が毎年開催される、という羨ましい学校に通っている楽たちですが(僕の学校は3年に1度だったので高校時代は1回しか出来ませんでした)、 修学旅行は高校三年生の中でも1回だけ!
そして修学旅行といえばラブコメに欠かせないほどのビッグイベント!! 普段生活している場所から離れ、合法的に(←言い方)好きな人と朝から夜まで一緒にいられますからね! 作者の手腕次第でいくらでも恋愛要素をつっこめるイベントです。
そんな恋愛要素満載出来る修学旅行イベントをラブコメの王道のど真ん中を突き進む「ニセコイ」が見逃すはずもはない! ってことで修学旅行編が始まりましたよ!
初っ端からおのでらさん派大歓喜の展開だったわけですが、修学旅行はまだまだありますからね 小野寺さんはここらで一度力を貯めてまた最後に爆発してもらうことにしましょう・・・ というか楽と小野寺さんは本当にいいカップルになりそうなんだけどなぁ・・・お互い協力して困難をのりこえる系のカップル
そしてそして! 修学旅行はやはり全ヒロインに見せ場を作るつもりらしく今回は千棘のターン!! いつものメンバーから一人外れ、男子グループになった楽でしたが、まさかの夜寝る場所もハブられますww
皆で同じ時間を共有出来ることが醍醐味の修学旅行の夜にボッチて・・・切なすぎるぞw
ところがそんな楽のもとに訪れたのが・・・千棘! ここでマリーじゃないのが意外でしたが・・・以外と夜は早く寝る子なのかしら?
もうね、今週の千棘は可愛い 恋する女の子要素詰め込みました!ってくらい可愛い
まず、一人寂しい思いをしていた楽のところに来た理由が「会いたかったから」だけとかね! なんなのその理由!最高過ぎるやん!! それを口に出して言わない辺りが千棘らしいですが、顔が全てを物語っている(笑)
その後も班が違う楽を上手に誘えて心の中で喜んでいるのもポイント高いですね!
そして安定の先生の見周りによって急遽一つの布団で隠れることになった千棘 ここでも恋する乙女千棘の成長がみられて個人的に胸がほっこりしました・・・
だってね! 昔の千棘だったら
ちょっとあんまりくっつかないでよ・・・!(お前がどうなるか分からないぞ的な) という感じでぶんなぐる気満々な気配をみせていたと思うのですが、 今回の千棘は
ちょっとあんまりくっつかないでよ・・・!(私がどうなるか分からないぞ的な) って感じなんですよ!
というかなんで楽さんは後向き密着だとドギマギしまくりだったのに、正面から抱きつかれた時は落ち着いてたんだ・・・
先生の見周りが終わった後には千棘の嫌いな雷が鳴りだしてしまい、仕方なく落ち着くまで一緒にいることになるのですが・・・千棘がすぐ寝ちゃいます 思わず楽も「雷苦手なんじゃねーの!?」ってなっちゃってますが、千棘はびっくりするくらい熟睡してます。
千棘も朝起きて自分でもびっくりしてましたがww なんで雷苦手でいつもは寝不足になるくらいなのに、今回に限ってぐっすり寝てしまったのか?
いつもと今回で違うところといえば・・・楽がいることですよね! つまり楽が隣にいたから雷が鳴っていても安心出来た。そう考えると千棘の恋心が次第に大きくなっているなぁ、と感じますね~
しかも楽と顔を合わせた時にワタワタしてたのもいいですな! 林間学校の時には裸を見られて、楽の腰にキスしてしまった翌日は何事もないかのようにポーカーフェイスを貫けたのに、 今はもう出来ない
何コレ何コレ何コレ超甘酸っぺーーー!!
修学旅行編ということで甘酸っぱいイベントがこれからも盛りだくさんだと思いますが、 初っ端からフルスロットルだな!
しかし、気になるのがこの修学旅行編で果たしてストーリー的に進化させるつもりがあるか?でしょうか 作中の季節は忘れてしまいましたが、もう楽達も2年生で冬服を着てます 彼らの高校生活はちょうど折り返し地点あたりです。
そんな時期にある修学旅行。ラブコメだと修学旅行のお約束としては告白がありますが・・・もしかしたらヒロインの誰かが告白もしくはそれに近いこと(小野寺さんキャンセルは勘弁)をするのかもしれません それが一体誰なのか?なにをするのか?
今回の話を読むともしかしたら千棘が告白みたいなことをして、楽の中に意識革命を起こそうとするんじゃないのかな~、なんて思ってしまいました。
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ニセコイ 僕たちは今、奇跡を目の当たりにしているのかもしれない |
その時、歴史が動いた! と言わんばかりに今週の「ニセコイ」は非常に面白い回でしたね~
2年生編になってからは新キャラ、集&るりちゃんなどにスポットが当たり、なかなか楽とヒロインズの関係が進まずにいたのですが・・・今週は違いましたよ 大きく動きました。そして動かしたのは・・・小野寺さんである
小野寺さんと言えば恋に奥手な女の子で好きな人と一緒に王様ゲームをやる時でも自分と楽だったら、と考えるのではなく楽と誰かだった場合を考えるようなディフェンシブな考え方を持っています。
更にこれまでの小野寺さんへの仕打ち神のイタズラにより小野寺さん派ももはや割り切っていたところがあると思います。
あぁ、小野寺さんはこういう娘だよな、と
しかし今回はそんな小野寺さんが「ニセコイ」という物語を動かしたのかもしれないのです
前回小野寺さんの提案により再び小野寺さんのところでバイトをすることになった楽 しかし、今回は和菓子屋ではなく、小野寺さんのおばさんがやっている温泉旅館
しかもついて早々に大将が腰を痛めて、夕食の仕込みが出来る人がいない、という事態になるのですが・・・そんな中小野寺さんは楽なら出来るかも、いや出来ると言って推薦するのです
これで立たなきゃ男じゃないよね、ってことで楽が仕込みをやることになり、大将さんの指示もあってうまくいくのですが、楽は飾り切りはできません
・・・が、そこは小野寺さんですよ!
楽が仕込み、調理をして小野寺さんが形を整える。まるでいつかの和菓子屋で働いていた時のセリフのようじゃないですか・・・! もうね、二人一心同体で作業をしている様子を見て僕は「あれ?この二人夫婦だっけ・・・?」とまで思ってしまいましたよ
先週のここまでの流れでもかなりよかったのですが・・・正直な話ここまでの話であれば、いい小野寺さん回だった・・・だけの話なわけですよ 歴史が動いたのは今週の話
圧倒的策士の母寺さんの策によりそのまま温泉宿で一泊(しかも同じ部屋)することになった二人
当然恋人同士なわけじゃないから別々の部屋にしてくれ、と頼む二人ですがあいにく満室・・・まぁ、あんな息の合った夫婦っぷりを見せられた後に恋人じゃないって言っても信じられませんよね~
それで楽も小野寺さんも「小野寺/一条君さえよければ・・・」と自分は同じ部屋で一泊出来てうれしいけど、相手はどう思ってるんだろう・・・という葛藤をしている様子がニヤニヤさせてくれます
そこで攻めたのは意外にも小野寺さん!
一条君なら私は安心だし 私は別にね・・・?
小野寺さんが頑張った!自分は同じ部屋でも大丈夫なんて伝えられるようになるなんて・・・ まぁ、空振りになるわけですけども
せっかくだから温泉に入ろうという話になり、別々にお風呂に行くのですが・・・まぁ、そこはお約束 脱衣所は別だけど、中は一緒の混浴スタイル
もうお互い同姓しかいないと思ってタオルガードも甘いです(笑) 二人して大パニックになりつつも紳士らっくんが先にお風呂から出ようとするのですが・・・ここで小野寺さんは再び攻める!
私は 別に 平気だけど・・・
ぐはっ!・・・しかもこれ顔を真っ赤にしながら言ってるんですよ! そりゃ紳士らっくんも小野寺さんが後を向いているのをいいことに小野寺さん(真っ裸)を見るってもんですよ!
それでも紳士らっくん(笑)はそういうわけにはいかない、という話をしようとしますが、ここでも小野寺さんが攻めるんです
・・・一条君だから だよ・・・
ぐっはっ!!・・・・・・やばいよどうしたんだよ小野寺さん・・・めちゃくちゃ攻めてるじゃないか・・・ しかもここからもすべて私のターンだ!と言わんばかりに全然リード出来ない楽に会話をふります
え・・・何この娘、女神?
しかし・・・しかし・・・・・!鍛えられた小野寺さん派はそう簡単に「あれ・・・これもしかしていい雰囲気じゃね?告白いけるんじゃね?」なんて期待したりしませんよ! だって小野寺さんですもんね!
そんな小野寺さんが振ってくれた話題から去年のことを思い出して今更ながらある事実に楽は気付くのです
小野寺さんの初コイの相手は楽であるということ じゃあ今は・・・?そういえば前に・・・・・
どうして初コイの相手が オレだといいなって思ったんだ・・・?
うおぉっぉぉぉぉぉぉぉ!!!? まさかここにきてすごい展開になってきましたよ! これはもう後は小野寺さんが最後の勇気を振り絞って今も楽のことが好きだから、ということを伝えるだけでもうニセコイ・完!になっちゃうよ!いいのか?ええのんか!?
大丈夫、今回の小野寺さんはいつもと違う 二人で同じ部屋で寝ることになった時も勇気を出した。お風呂で混浴の今も勇気を出しました あとは最後にもう少しだけ勇気を振り絞るだけです
いったれ小野寺さん!
のぼせました(´・ω・`)
ま、まぁ小野寺さんだもんね!(涙声) しかし、紳士らっくんよ・・・紳士なのはいいのだが、真っ裸で好きな女の子がのぼせてて、呼吸ができるように、と両脇をさせている状態でよく何もなかったなこいつ・・・
ふぅ、楽が小野寺さんに対して「あれ?もしかして小野寺の好きなのってオレ?」と意識するようになっただけでも大きな進展じゃないでしょうか 帰ったらゆっくり考えるらしいですし、これは重要になりそうですよ~!
とまぁ、ここまで長々と語ってきましたが、一番言いたいのは最後のページ 悶々として一睡もできなかった二人はバスの中で二人とも寝てしまうのですが・・・
くっそ最高すぎる
なんなのこれ?これで付き合ってないとかなんなの?どう考えても恋人同士にしか見えないわけですが! しかも注目なのは行きのバスですよ!
行きのバスの時は隣どうしではありましたが、楽と小野寺さんの間には鞄一つおけそうなくらいの距離がありましたが、帰りのバス・・・鞄一つ入るすきがないぜ! もうね、次回はこの続きからで小野寺さんが先に起きてパニックになるけど、このままでいたい、って思う話でいいんじゃないのかな!?
「ニセコイ」の話のなかでも特に素晴らしいシーンですなこれは
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